■アルミ合金機械加工表札■ 
裏画像 ドライエッチング加工の絵柄
アルミ合金A5052 厚み12mm150×150 4F材の板を、縦型マシニングセンタ(M-1052V)を使いネームプレート(表札)試作を試みました。
まず材料選定、屋外の使用に耐える材料選び、機械加工の加工性等を考えアルミ合金A5052を選定しました。
デザインはJWCで書き、マシニング専用のGoelanV5.8で作図し、加工することにしました。文字幅が狭いのでエンドミル0.8mmを使用、
上のアルファベットの加工深さ3mm設定、ラインは幅5mm2段とし、深さを2mm、1mmと段差をつけ平面の中、躍動感を持たせました。
下の数字、丸は深さ1mmとしました。裏面は6mmタップ×4箇所の穴加工を施しました。
施工のためです。最後の仕上げで、表面の硬度、耐候性を持たせる為、スーパーアルマイト20μのメッキ仕上げで完成です。
このネームプレートの試作を思い立ったのは、機械の稼働率を保持する意味がありました。機械加工時間は、約30分程度で終わります。
文字のフォントは、機械ソフトによります。デザイン事務所で使用するイラストレータ(Illustrator)は相性が悪く、DXFファイルに変換し使用したが化けてしまいました。
結局機械専用CADで作図になった訳です。もし販売するとしたら2万円以内になるようです。
インターネットで表札と検索すると100万件位ヒットするぐらい、市場に多品種あふれています。ただ金属のソリッド材を機械加工したものは、数点ぐらいしか見かけません。
ほとんどエッチングか印刷です。次に施工方法ですが、本体を、壁面から10mm浮かせて取り付けられる専用金具を考案しました。
側面の隙間から、薄型レンチを使用し、強固に固定できます。取付け下地はRC、ブロック、レンガ、中空セメント板、木材、サイディング、ALC,金属板、
プラスチック板何でもOKです。又特徴は、長年の使用で表面が汚れた時に簡単に取りはずせ、洗浄する事ができ、メンテナンスが容易です。
専用浮かせ金具は公開できませんが、材質はSUS304 t:1.2で加工製作、1個1、800円位。尚漢字加工は機械ソフトの関係で限度があります。
代わりにドライエッチング工法で加工しました(文字フォント金文体)。これは、加工範囲が広く複合加工で面白い製品が出来そうです。
機能性を附加(LED+色素増感太陽電池又は有機薄幕太陽電池の組合せ)したネームプレート&機能性POSTが近い内に試作できると思います。
個性化時代エコー表札、エコーPOSTも面白いのではないでしょうか?最後に耐候性評価検証が必要です。
評価方法としてサンシャインウエーザメータによる促進試験が考えられます。公的機関の調査をしましたが,近場(九州)では無理の様で、確認出来たのは、
東京都の試験機関(東京都産業技術研究センター)でした‥。
私のもの作りの想いは、いつか製品化と願いつつ夢物語で??‥‥‥JA6XDZ
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